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より賢いコンピューターへ

機械学習と呼ばれる技術は、様々な形で私たちの生活を支えている。平仮名の漢字変換、インターネット検索、指紋認証、ゲームのAI、例を挙げればきりがない。杉山研究室ではそれぞれの応用例に対して個別に取り組むことよりも、それらに共通する課題の解決に力をそそいでいる。その中でも『密度比』という考え方は、応用例の多くに共通する課題を解決できる。今回の取材では密度比とそのさまざまな応用例について話を伺った。

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極限酵素が切り拓く未来

ヒトは、強酸性や強塩基性の液体に触れると皮膚を損傷する。もちろん、このような液体の中に浸かることはできない。しかし、この地球上には強酸・強塩基性の水中で生息している生物もいる。また、100 度を超える熱湯中や、死海など塩濃度の高い場所にまで、生物の存在が確認されている。では、こういった生物はどのような仕組みによって厳しい環境に適応しているのだろうか。この生物たちの持つタンパク質に注目し、その仕組みを実用化しようと酵素の研究をしている中村聡教授に話を伺った。

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新たな制御による多様な可能性

今日、生産されているロボットの種類は多岐に渡る。中には、テレビにより紹介されるものもあるなど、身近になっている。一方で、産業の進化に伴い、複雑な機構を持つロボットが増え、制御に要求される技術や精度は日々高度化している。ロボットの高精度な制御を可能とすることによって、社会のさまざまなニーズに応えていくことが、山浦・黄研究室の目標である。今回は、その中でも黄先生の研究である、安定した二足歩行や作業能力の拡張などを目標とした、制御方法についての話を伺った。

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エネルギー効率の向上へ

近年(2009年4月当時)、温暖化の一因と考えられているCO2 を少しでも減らすため、世界中でさまざまな取り組みが行われている。温暖化の進行を完全に食い止めるには、新たなクリーンエネルギーの開発や省エネルギー化の促進により、排出されるCO2 の量を抜本的に削減することが必要不可欠とされているのだ。花村研究室では、社会の持続可能な発展を実現するために、CO2 排出量の抑制につながるさまざまな研究を行っている。それらの研究を3つに分けて紹介していこう。

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常識を覆す新素材

私たち人類の身の周りには、人工的に作られたものを含めて、数え切れないほどの物質が存在している。しかし、その中で性質が明らかになっているものはあまり多くない。材料科学や材料工学と呼ばれる学問は、性質の明らかにされていない物質の中から、人類に有益な物質を見つけ出すことを目的としている。今回、話を伺った細野・神谷研究室では、斬新な研究手法により、世界を驚かせる発見をいくつもしてきている。そのような発見のいきさつと、材料研究のこれからについて紹介しよう。