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太陽系の起源を求めて

我々の住む地球、太陽系、そして銀河系は、一体どんなプロセスを経て、どのようにしてできたのか。この疑問は、誰しも一度は持ったことがあるのではないだろうか。惑星物理学や太陽系形成論などと呼ばれる分野に属するこの問題は、1970年代に入って大きく発展した。アメリカのCameron、ソビエトのSafronov、そして京都大学の林教授が、それぞれ太陽系形成のモデルを発表したのである。現在では、京都大学グループが提唱した通称「Kyoto-model」が主流となっている。そこで今回我々は、この「Kyoto-model」の構築に深く関与され、本学においても太陽系形成論に正面から取り組んでおられる、応用物理学科(現地球惑星科学科)の中澤清教授にお話を伺うことにした。

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人の暮らしやすい環境づくりをめざして

肥田野先生の専門は地域計画である。この地域計画とは、単に住宅や道路といった施設を整備することにより、地域を開発していくことだけではない。法律、制度、経済、さらには人間の意識をも対象にし、公共的かつ長期的な視点で計画していくものである。肥田野先生は、国土・地域、交通、環境の3つの文化での研究、計画策定をなさっている。計画の順序は次のようなものである。まず現状の問題点を認識し、それに基づいて目標を立て、次に代替案の内容や作り方を考える。さらに作った代替案の評価方法を考え、最後にその案をどういう手段で実行していくかを研究することになる。先生はこれらをテーマにして研究なさっている。

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フェライト研究を探る 第3回東工大における現在のフェライト研究

フェライトは、東工大が世界に先駆けて物性などの本格的な研究を始め、その特徴が明らかになるに従い世界の注目を集めた物質である。今日では、磁気記録媒体やビデオデッキのヘッドなど幅広い用途を持ち、日常生活には欠かせない物質となっている。そこで今回は総まとめとして、東工大で現在もフェライトについて研究を続けているいくつかの研究室を訪ね、そこで行われている研究内容やこれからのフェライトの展望などを伺った。

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生物や社会をモデルにして研究する

今回、我々は総合理工学研究科で精密機械システム専攻の佐藤・小杉研究室を訪れ、生体情報処理を研究しておられる小杉幸夫助教授にお話を伺った。先生は主としてニューラルネットワークと医用工学を研究しておられ、今回は、ニューラルネットワークについて詳しい話をしていただいた。

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薬への新しいアプローチ

生体分子工学とはヒトが生きる上で必要とする生体内で作られる分子およびその作用を代替できる分子を人工的に創りだす工学であり、生体分子工学科はこの工学を学び研究するための学科である。今回私達は同学科で生物活性分子設計講座を担当しておられる佐藤教授、小林助教授の研究室を訪れた。佐藤・小林良先生は2年前までは(1991年1月当時)化学工学科・応化コースで有機合成の研究をされていたが、本講座の設置にともない生体分子工学科に移られた。両先生はそれまでの経験を活かし、有機合成化学を研究の柱として新しい視点から生命をとらえていく、という方針で研究を進められている。

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制御系解析・設計のシステム化を目指して

今回、我々は制御工学科の古田研究室を訪れた。「制御工学」とは、「ある環境の中におけるシステムに対して目的に合うように所定の操作を加えるにはどうしたらうまくいくかを研究する分野」である。現在、この分野において古田研究室は「制御系解析及び設計のシステム化」をメインテーマに研究をすすめている。

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