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曖昧なところに数学的明確さを与える――非平衡統計力学――

応用物理学科の北原和夫助教授の専門は、非平衡統計力学及び熱力学である。だが、先生の持っておられる研究テーマは多彩で、素人の我々には、各テーマの間にはほとんど関連がないように見える。先生は、「そう見えるかもしれませんね。だけど僕の中では、非平衡というところで、なんとなくまとまってはいるんですよ。」とおっしゃっておられた。そういわれる先生の研究テーマを、先生の興味深い話とともに、紹介していくことにする。

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人間らしさに基づく都市環境をめざして――計画理論を活用した都市づくり――

東工大でも、社会工学がどのような学問であるかを知人は多くはないだろう。名前からも推測されるように社会科学の特色が強く、一部の人文・社会系の先生方も大学院の専攻で指導されている。このように東工大の学科の中でも、非常にユニークな存在となっている。社会工学科の創立当初から教官として所属していらっしゃる熊田先生を今回訪問して、さまざまなお話をお伺いした。熊田先生は多忙なスケジュールの合間を縫って、我々の取材に快く応じてくださった。

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知能をもった道具をつくる――人工知能への挑戦――

コンピューターは元来、非常に複雑な計算を代替させる機会であり、その意味で計算機だった。しかし人間は、コンピューターに判断までも代替させようとしている。これが人工知能である。この研究をなさっている情報工学科の志村正道教授を訪ねた。先生の研究室は南3号館の10階という高い場所にある。それと同じぐらい人工知能の研究内容も高いのでは?と不安を抱く我々を暖かく迎え、わかりやすく説明してくださった。

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より信頼性の高い生活のために――非線形概念の導入による新しい振動工学――

『子供の頃には、特設ヒーローの活躍するテレビ番組を、毎週楽しみにしていた。巨大な怪獣が東京湾に上陸。コンビナートのタンクを踏みつぶして、辺りは一面火の海に…』現実には、怪獣が攻めてくることはないだろうが、タンクの中には非常に危険なものがたくわえられている。今回は、研究テーマの1つとして振動工学の立場からタンクの安全性をとりあげていらっしゃる坂田研究室を訪問した。